【京都の穴場夜景】万灯呂山展望台の夕景と夜景を楽しむ

京都の宇治へ旅行に行った際に、その帰りに「万灯呂山」の展望台に夜景を見に行ってきました。

京都市は盆地で周りを山で囲われているので、夜景の見えそうな場所がたくさんあるように思えるのですが、実は少ないんです…。少し車で足を延ばすと、点々と夜景スポットがあるのですが…。

そんな京都で、隠れ家的に有名なのが京都府の景観資産にも選ばれている万灯呂山展望台です。

展望台として整備されているため、足場も良いですし、広々としているのでゆっくりと夜景を観賞することができます。

【注意】現在、万灯呂山展望台は、7月20日~8月31日の期間は、夜間の閉鎖が行われています。平日は午後5時から、土曜と日曜は午後10時から閉鎖となります。行かれる際は、曜日と時間に注意してくださいね。


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万灯呂山展望台について

アクセス (京都府井手町)

万灯呂山展望台は、京都市の南に位置する井手町というところにあります。

下にマップを載せておきます。

京都市内からは、国道24号線を使って南下し、国道307号線と交わる交差点で東へ入ります。

その後、県道70号線を南下し、山城多賀フルーツラインを目指していくと、万灯呂山展望台の看板が出てきてきますので、道なりに進むと迷うことなく到着できるかと思います。

駐車場とトイレは?

万灯呂山展望台は、駐車場が整備されておりますので車で登ってくることが可能です。10台くらいは止めれるので、満車になることは無いと思います。

私も3回くらい行きましたが、同じタイミングで夜景を見に来ていた人は1組だけでした。

また、トイレは駐車場に小さなものがありますが、気になる方は事前に住ませておきましょう。

万灯呂山の夜景ベストシーズンは?

万灯呂山展望台の夜景は、個人的には秋がお勧めです。周りの樹木が赤くなる季節は、夜景だけではなく紅葉も楽しむことができます。

下で夕景の写真も載せますが、万灯呂山は夕日もとても綺麗です。

夜景より早い時間に到着して、紅葉と夕日を見ながら夜景を待つのも、なかなか楽しいです。

人がほとんど来ませんし、国道・県道から離れた山の中なので車の騒音も全くしません。夜景や夕日を見るだけでなく、一人になりたいとき、考え事をしたいとき…等々、そんな時にも利用できる場所だと思います。

また、初夏の6月は下でも紹介しますが、近くでホタルを見ることもできるので、6月は夜景とホタルと両方を楽しむこともできますよ。

ただ、夏は虫が多いので虫よけスプレー必須です。

道は狭いので小さめの車で

道は舗装されていますが、山道なので大きな車ではちょっと走行しにくいです。

ミニバンや大きいSUVだと、周辺に生えている雑草にぶつかることは覚悟が必要かと思います。

できれば小型車や軽自動車、またはバイクなどが交通手段としてはベストですね。

万灯呂山は、標高は約300mくらいあるので結構登っていかなければいけません。

万灯呂山の夕景

私が万灯呂山の展望台に行くときは、必ず夕方の時間に到着するように出掛けていきます。

理由は、夕日がとてもきれいだからです。

万灯呂山展望台は、西側の夕日が見れるように作られているので、夜景だけではなく美しい夕日も見ることができます。

まずは、夕方の日が沈む前の写真から紹介します。中央を流れている大きな川は木津川です。一年を通じて水量が豊富で、いつ来ても雄大に流れる姿を見ることができます。

万灯呂山の夕日

そして、次の写真が完全に日が沈んだ後のものですが、街の様子が分かりやすくなります。この時間帯になると、日の強い光が無くなり、オレンジ色の光が木津川や水田に反射して、何となく幻想的な黄昏時となります。

万灯呂山の夕景

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万灯呂山の夜景

さて、次にメインの夜景の写真も載せておきます。

夕景の時には街の明かりがほとんど見えませんが、暗くなるに従った徐々にライトがともり始めるのも綺麗な風景です。

光量はかなり豊富ですが、京都市内の繁華街と比べると落ち着いた雰囲気の夜景になります。写真を撮影した時は、少し曇っていたため遠くがもやもやしていますが、京都市の南部から奈良の学研都市の方までクリアに見えます。

万灯呂山の夜景

【周辺情報】谷川蛍公園でホタル鑑賞

6月に入るとホタルの時期になりますが、万灯呂山展望台で夜景を見た後には、ぜひ谷川蛍公園でホタルの鑑賞をしていきましょう。

谷川蛍公園にはゲンジボタルが生息しており、公園の周辺では至る所でホタルが乱舞するところを観賞することができます。

6月の梅雨シーズンという限られた期間ですが、この時期に夜景観賞に行かれる方は、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


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【豆知識】万灯呂山の名前の由来

昔、雨の降らない時期に、大峰山と龍王の滝の周辺で「雨乞い」の儀式が行われていたそうです。その儀式を行った方々が、滝から山頂まで松明を持って歩き、その行列が万燈呂の様に見えたことが由来になっているとのことです。

万灯呂山展望台の看板

この記事のまとめ

この記事では、万灯呂山展望台の夜景を御紹介させていただきました。

京都市の南に位置するので、アクセスが少ししにくいのですが、京都市にある限られた夜景の見れる整備された展望台です。

駐車場・トイレもあり、足場も比較的良いので、家族連れで訪れても楽しめるスポットかと思います。

京都市の南の方へ出掛ける機会のある方は、万灯呂山展望台の夜景を見に行ってはいかがでしょうか?

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