月下美人の育て方 -植え付けから開花までの2年半の実録-

園芸・ガーデニングを趣味にされている方であれば、「いつかは栽培に挑戦してみたい植物」というものがあるのではないでしょうか?

その対象となる植物は、人それぞれ異なると思いますが、例えば「育てるのが難しい植物」「咲かせるのが難しい花」等になるかと思います。

私自身も園芸という趣味を長く楽しんでいる中で、育ててみたい植物がいくつかありました。

その一つが本記事で紹介する「月下美人」です。

月下美人は森林性サボテンの仲間となりまして、成長させるのに長い時間を要します。

苗を植えてから花が開花するまでに、年単位の時間がかかります。

また、大切に育成させたとしても、花が開花するのは一晩だけ (夜咲いて明け方に枯れる) …という特徴があります。

「美人薄命」という言葉が本当に似合う … そんな花を咲かせる森林性サボテンです。

そのため、月下美人は「植物を育てる事が大好きで忍耐がある人にしか育てられない」と言われています。

そんな月下美人の苗を2022年4月に我が家にお迎えし、栽培を開始しました。

この記事では、月下美人の成長や開花までの記録を詳細に紹介していきたいと思います。

私が月下美人を咲かせた約2年半の努力の軌跡です。

今後、月下美人の栽培にチャレンジされる方にとって、少しでも有益な情報となれば幸いです。

御質問あれば、コメント欄で御連絡下さい。私がわかる範囲でお答えさせていただきます。

【注意】本記事で紹介する月下美人の栽培方法は、筆者が独自に考えて実践した記録となります。そのため、あくまでも御参考としてお考え下さい。また、筆者は関西の市街地に住んでいるため、北海道などの寒冷地では育て方や成長に違いが出るものと思われます。


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森林性サボテンの「月下美人」について

月下美人はメキシコの森林が原産である森林性サボテンの仲間です。

サボテン科クジャクサボテン属に属する植物です。

日本では「ドラゴンフルーツ」や「クジャクサボテン」が有名ですが、それらの仲間となります。

月下美人はクジャクサボテン属の原種の一つですが、クジャクサボテン属の原種には他にも「姫月下美人」や「白眉孔雀」等があります。

日本で有名なクジャクサボテンは、基本的に園芸品種として交配されたものが多いのですが、月下美人はメキシコに自生する原種となり花の色は白色です。

ピンク色やクリーム色の花を咲かせていたら、それは月下美人では無く交配して作られたクジャクサボテンだと考えられます。

そのため、月下美人を購入する際には、必ず「月下美人」であることが明記された苗を入手する必要があります。

また、サボテンと聞くと砂漠に自生する植物のように思えますが、月下美人は上記の通り森林性サボテンのため水やりが必要になるサボテンです。

砂漠に自生するサボテンとは栽培方法が異なりますが、その注意点等は以下で説明していきます。

月下美人の苗 (挿し木苗) は初春に入手しましょう!

月下美人の苗ですが、大きく成長した株だけではなく、小さな挿し木苗の販売も行われています。

多く成長した株であれば、比較的速く開花を楽しむことが出来ますが、大きな株はそれなりに高価になります。

個人的に思うことですが、月下美人を育てるのであれば、小さな苗から長い時間をかけて育てることをお勧めします。

誰かが大きく育てた月下美人の花よりも、自分で長い年月をかけて成長させた月下美人の方が「格別に美しい花に見える」からです。

一晩しか咲かないけれど、自分で育てた月下美人の花は、まさに努力の結晶だと思います。

そんな月下美人の苗 (基本的に挿し木苗) ですが、年間を通じて入手可能だと思いますが、初春に入手することをお勧めします。

理由は春から秋までの間に、十分に株 (葉の数や根) を育てられるという点です。

月下美人はメキシコ原産のため、日本の冬は気温が低すぎます。そのため、秋に小さな苗を手に入れても、寒い冬を無事に越せるか懸念があります。

春から秋にかけて月下美人の株を充実させて、根もしっかりと張っている状態で冬越しさせる方が良いのは間違いないです。

そのため、育てる際には春から栽培を始めることをお勧めします。

遅くとも夏までには苗の植え付けを終わらせて、株をある程度育てておいた方が良いと感じます。

今回の記事で紹介する月下美人は、2022年4月末にインターネットで購入したものです。

下の写真となりますが、小さな挿し木苗を購入すると、このような状態で販売されております。


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月下美人の管理方法で重要な点

まず最初に、私が月下美人を育てた中で、重要だと感じた点をいくつか記載しておきたいと思います。

月下美人は環境が悪いと蕾が付かなかったり、咲かなかったりすることもあるということを聞きますので、育てるためのスキルを身に付けることも非常に重要な植物です。

適切な水やりを忘れないこと

まず一つ目は、適切な水やりを怠らないことです。

上でも記載しましたが、月下美人は森林性サボテンとなり、砂漠に自生するサボテンではありません。

森林の中で育つ植物のため、適度な水やりを忘れてはいけません。

園芸の世界では「土が乾いたらたっぷりと水やりをする」という管理方法を頻繁に聞きますが、まさにその方法になります。

私が常に実践しているのは「土の表面が完全に乾いてから2日後に水やりを行う」という水やりの管理です。

土の表面が乾いても鉢の中は湿っている場合がほとんどなので、メリハリを付ける意味で、土の表面が乾いてから2日ほど待って水やりをしました。

ただ、水やりで最も大切なのは、月下美人の成長 (特に新しい葉の芽吹きや葉の成長) を見ながら、水やりの頻度を決めてあげることだと思います。

鉢に水を注ぐだけではなく、月下美人の成長を見ながら「愛情」も同時に注いであげるということですね!

クジャクサボテン属は過湿になると、根腐れを起こしたり、育成不良を起こしたり、最悪の場合には花が咲かないという障害に結びつきます。

肥料過多にならないようにすること (肥料は少ないくらいが丁度良い)

次に肥料についてですが、肥料は与え過ぎないことです。

私は、置き肥は薔薇の栽培に使っている有機肥料を使用し、概ね20日に1度の液肥 (規定濃度よりも2~3倍に薄く希釈したもの) を併用していました。

多くの植物に言えることですが、肥料過多になると生殖機能が低下して、花を咲かせにくくなります。

また、肥料が多すぎると葉にも障害が現れることもありますので、肥料過多は「百害あって一利なし」です。

月下美人の場合、「肥料が少なすぎるかなぁ…」と思うくらいが実は丁度良いのかと。

冬は防寒を徹底すること -筆者の失敗談も紹介-

月下美人の栽培で、最も気を遣うのが「冬越し」です。

この記事では筆者の失敗談(月下美人の冷害)も紹介しますが、冬越しは本当に注意が必要です。

月下美人の原産地はメキシコであり、熱帯・亜熱帯の気候になります。

そのため、氷点下にまで達する日本の気候は寒すぎます。

天気予報で氷点下の予想が出たら、絶対に対策をしてください。

冬は室内で育てる事や、ビニールハウスのようなもので防寒をすることが必須です。

ただし、冬は10℃前後の気温の外気を当て、休眠状態を経験させることも、株を丈夫に育てる上では必要なのかもしれません。この点は、私の栽培の中で気づいた点があれば、記事をアップデートしたいと思っています。

常に過保護で育てるのではなく、時には「愛の鞭」も必要ということですね。

大きな愛情を注ぎ忍耐を持つこと

月下美人を栽培する上で最も重要なこと。

それは「愛情」と「忍耐」を持つこと、これに尽きると思います。

月下美人は常緑のサボテンで、花が咲いていない時は、単なる葉だけの植物です。

そして、咲いた花は一晩しか咲きません … 。

他の花に比べても、最も「儚い」という言葉が似あう花です。

それでも咲かせたいという「大きな愛情」、そして育てきる「忍耐」が必須であることは間違いないです。

月下美人の植え付けについて -培養土や支柱-

ここからは、月下美人の栽培や成長の過程について、順番にその詳細を紹介していきたいと思います。

まず最初に植え付けです。

月下美人は上記の通り、森林性サボテンになるので、非常に乾きやすい土よりも、若干保水力がある土の方が適しているのではないかと思います。

そこで、観葉植物用の培養土と、草花用の培養土を1:1で混ぜ込んだ培養土を用意することとしました。具体的には、下の写真の「PROTOLEAFの観葉植物の培養土」と「ハイポネックスの草花用の培養土」となります。

鉢の大きさはどれくらいが良いのか … 悩んだのですが、苗の大きさを考慮して7号鉢を使用することとしました。

実際に植え付けた直後の様子が次の写真となります。

月下美人の葉は、見た目によらず重量があり強い茎も無いため、支柱が無いと上の写真の様に葉が倒れたような状態になってしまいます。

そのため、葉の付け根に過大な力が加わりやすく、最悪の場合には葉が折れてしまう危険性もあります。

そこで、あんどん仕立ての支柱がお勧めです。

下の写真は、私が採用したあんどん仕立ての支柱ですが、月下美人の成長に合わせてあんどん位置の調整が可能です。


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月下美人の成長過程 -葉の増え方と成長速度について-

月下美人の成長過程を御存じない方も多いかと思いますので、成長過程 (葉の増え方) と成長速度についても紹介したいと思います。

月下美人は成長が進むと、葉の端部から新しい葉を次々と展開します。

下の写真は、左側が新しい葉が出て来たタイミングの様子、右側は約2週間後の様子となります。左の写真の中に、黄色の矢印がありますが、その部分から新しい葉が芽吹き始めているのが分かるかと思います。

このように、月下美人は、既存の葉から新しい葉が発生して株が大きく成長していくという特徴があります。

また、地中からも新しい葉が出てきます。

次の写真の中で、左の写真で黄色矢印で示した部分に、赤色の尖った枝の様なものが発生しているのが分かるかと思います。

この部分が成長すると、右の写真にある通り、大きな葉になるんです。

薔薇で言うところの「ベーサルシュート(新梢)」のようなものだと思います。

このように、地中からも新しい葉が生えてくると、株がより充実して花数も多くなりますので、嬉しい変化だと言えますね!

そして、葉の成長速度ですが、下の写真が植え付けた当時と40日後の様子となります。

新しい葉が大きく成長して、40日で約10cmくらいの葉になりました。40日で10cm程度です … 成長速度がかなり遅いことがわかりますね!

1年目 (2022年) の月下美人の成長と管理方法の詳細

1年目の夏の成長と管理方法

春に苗を入手して植え付けを行った月下美人も、約3カ月が経過すると、強い日差しが降り注ぐ日本の夏を経験することになります。

上でも記載しておりますが、月下美人は森林性サボテンであり、原産地では木陰などに自生していることが多く、直射日光が燦々と当たらない場所で育ちます。

そのため、夏の強い日差しが長時間葉に当たると、葉焼けが起こって葉が枯れてしまう可能性が高くなります。

そのため、なるべく「半日陰」で管理できそうな場所で育てていきました。

我が家では、下の写真の様に玄関の軒下で管理しておりますが、朝は直射日光が当たりますが、お昼前からは日陰になる場所となっています。ちなみに、この写真の月下美人が植え付けから約3カ月経過した7月後半の状態になります。

気温が上がり成長速度が上がったことで、葉が多くなり、一枚一枚が大きく成長してきました。行灯の中に、株がおさまりきらなくなってきています。

そして、植え付けから5カ月が経過した夏の終わりの9月後半には、次の写真の様に、さらに葉が生い茂った状態になっています。

ここまで葉が増えてくると、葉の整理が必要なのかと心配になりましたが、ここはそのまま成長させることとしました。

暑い夏は、培養土が乾く頻度が高く、培養土の状態を見ながら毎朝の水やりを行うようにしていました。(朝晩の2度の水やりでは多すぎると感じたので、朝1回の水やりで管理していました。)

ただ、旅行で少し家を空けた時、水切れの様な状態になってしまったことがあり、その時には下の写真の様に葉の先が変色して茶色くなってしまいました。

1年目の秋の成長と管理方法

1年目の12月初旬の様子が下の写真となります。

夏の状態に比べると、さらに葉が増えてきて、背丈も増していることがわかります。行灯仕立ての3段目まで葉が到達し、更に高い行灯が必要な状況になって来ています。

10月中旬以降になると、気温の低下と共に培養土が乾く速度が明確に遅くなってきましたので、水を与える頻度を下げました。

「培養土の表面がしっかりと乾いてから、たっぷりと水を与える。」ということを遵守していきました。

具体的には、11月初旬には3日~4日に1度のペースになり、12月に入ると週に1度程度になりました。

また、12月に入ると成長がほとんど無くなり、12月中は上の写真の状態からほぼ変化が無いような状況でした。

我が家は関西の市街地ですが、12月くらいには月下美人の冬支度が始まるのかと思われます。

(寒冷地では、もっと早くに成長が鈍化するのかと。)

1年目の成長では、予想通りですが、蕾を付けることはありませんでしたね。

さぁ、冬越しの始まりです。

1年目の冬の管理で大失敗…冷害を受けて大ダメージ

月下美人の管理の中で最も大変なのが冬越しと言うイメージを持っていました。

メキシコが原産のため、日本の冬の気温に耐えられるのか…と。

我が家では、冬の管理も同じ場所(玄関先)で行い、特に特別な管理をしませんでした。

関西の市街地では、冬場の朝でも最低気温が氷点下になることがほとんどなく、昼間は10℃前後まで気温が上がる日が多いです。

本来は冷たい冬風を避けるための対策が必要になるのかと思いますが、敢えてそれを行わずに管理してしまいました。

その結果、月下美人が例外を受け、下の写真の通り、多くの葉が変色してしまいました。

この状態から月下美人を復活させるため、春を待ってから冷害を受けた葉を切り落としていく作業を行いました。

その時の作業は、下のリンクにある別の記事で詳細を記しています。

2年目 (2023年) の月下美人の成長と管理方法の詳細

2年目の春は冷害の回復からスタート

2年目の春ですが、まずは冷害を受けた葉の除去と、株の回復を優先的に行うこととなりました。

具体的な内容は上で紹介したリンクに記しておりますが、春に気温が上昇したタイミングを見計らって、冷害を受けた部分をすべて切り取りました。

そして、直射日光が当たりつつも、日照時間が1日に4時間程度の半日陰の場所で回復を促した結果、次の写真の通りに見事に復活を果たしました。

冷害を受けた時には、この月下美人はもう枯れてしまうのではないか…と心配しましたが、これだけ新しい葉が展開してくれたら復活してくれたと言えるのではないでしょうか。

2年目の夏は新しい葉がたくさん発生して株が充実

2年目の夏ですが、どんどん葉が増えて株が充実した季節となりました。

下の写真が2年目の夏の様子です。

記録変色してしまった古い葉は適宜切り落としながら成長させました。

葉から生えてくる新しい葉だけでなく、株元からの発生する太い新梢も複数確認することができました。

2年目の冬は部屋の中で越冬させることに

さて、1年目の冬には、月下美人に冷害を発生させてしまったことは上記の通りです。

この経験を踏まえ、関西の市街地であっても屋外での越冬はリスクがあることを学びました。

そのため、2年目の冬は最低気温が10度を下回るようになったタイミングで、家の中に避難させて越冬させることとしました。

月下美人も大きく成長したため、部屋の中で育てるには邪魔だったのですが、開花させることを夢見て部屋の中に避難させました。

具体的には2023年12月初旬に家の中に避難させ、2024年3月初旬の期間になります。

3年目 (2024年) の夏に歓喜の瞬間が訪れる

さて、月下美人の栽培を始めた2022年4月から2年が経過し、3年目に入ることとなりました。

月下美人の開花には、3年~4年くらいは必要と聞いていましたが、その3年目に突入です。

さて、今年は咲いてくれるのでしょうか!?

管理方法は1~2年目の内容と変わらず

3年目の月下美人の管理方法ですが、上記の1年目・2年目の内容と変更はありません。

栽培の基本を守って、愛情を注ぎこみ続けるだけです!(笑)

そして、3年目も時間の経過とともに株の大きさはどんどん大きくなりました。

3年目の7月中旬には、下の写真のように、背丈が1mにも及ぶ大きさになっています。

株自体は非常に充実しており、いつ蕾が出てきてもおかしくはないように思えていました。

ただ、葉の色が少し黄色くなってしまっています。

これは直射日光に当てすぎたことが原因かもしれません。

3年目の夏に蕾が出てきた!

3年目の夏になりますが、いつも通り水やりをしていると、月下美人の葉に見たことが無いものが付いているのに気付きました。

日付は2024年7月20日のことでした。

それの様子が下の写真です。

葉とは全く異なる形状をしたものが、発芽点から発生していることがわかるかと思います。

そうです、これが月下美人の蕾なんです!

しかも、同時に4個の蕾が出てきていることが確認できました!

あまりにも急なことだったので、喜びよりも驚きの方が大きかったです。

心の中では「ガッツポーズ」でした!

蕾が出てから約2週間で開花を迎える

月下美人の蕾が出てから2週間後の8月3日になりますが、蕾は無事に成長して下の写真のように開花寸前にまで至りました。

この写真は夜の20時の状態です。3つの蕾が並んで垂れ下がっており、すでに蕾の先が開きかけているのがわかります。

4個の蕾が確認できたことを記載しましたが、その中の3個の蕾が下の写真です。

そして、上の写真から1時間が経過した21時過ぎ、ついに開花の時を迎えたのです!

その様子が次の写真になります。

同時に3個の蕾が並んで咲いてくれるなんて…

あまりにもきれいな姿に、15分くらい眺め続けていました。

また、この3個の花の背面側にも、もう一つの蕾があり、その蕾も同時に開花したのです!

その1つが次の写真となります。

もう、美しすぎますね…。

言葉にならなかったです。

また、開花と同時に、甘い香りが辺りに充満していました。

こんな美しい姿に加えて、素晴らしい甘い香り … 本当に咲かせて良かったと思えた時でした。

この夜は、一人で興奮していたのを今でも覚えています。

翌朝には蕾は枯れておりました (一夜限りの開花ショー)

月下美人の花は、一晩だけの寿命であることは知っていました。

しかし、実際に枯れてしまった蕾を見ると、非常に悲しくなりますね。

一夜限りの開花ショーですが、念願の月下美人を咲かすことができて、本当に良い一夏の思い出になりました。

この記事の終わりに (2年半の月下美人栽培を経て…)

本記事では、月下美人を苗の状態から育て、開花に至るまでの約2年半の栽培記録を紹介させていただきました。

冒頭でも述べましたが、私にとって「いつかは育ててみたい植物」の一つが月下美人でした。

花を咲かせるまでが大変と言われていたので、育て始めるまでに少し時間を要しましたが、実際に2年半をかけて育ててみると、非常に大きな達成感があります。

頑張って育てても、花の寿命は一晩限り … 。本当に儚い花でした。

これからも大事に育て続け、毎年夏には一夜限りの開花ショーを見れるように努力したいと思います。

もし、月下美人を育ててみたいと思っている方がいらっしゃいましたら、是非一度育ててみて下さい。

育てて咲かせた人にしかわからない感動が … そこにありますよ!

それでは!

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