2021年春にお迎えした薔薇の紹介をします!-ジュード・ジ・オブスキュアとシェエラザート-

2021年も4月の中旬になり、徐々に薔薇達の蕾が大きく膨らんできました。

成長が速い品種と遅い品種で、蕾の成長には差がありますが、我が家の薔薇は総じて順調に育っています。

春の強風で柔らかい新芽の茎が折れてしまったものもありましたが、多くの薔薇が蕾を形成してくれているので、4月後半から順番に咲いてくれそうです。

私自身、花粉症と闘いながら、日々のお手入れに没頭しています(笑)

さて、毎年2月から3月にかけて新しい薔薇の苗を家にお迎えしているのですが、今回は2021年春に新たに我が家にお迎えした薔薇について御紹介させていただきたいと思います。

どちらもとても有名な薔薇なので、今から開花が楽しみです。


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2021年春の薔薇選びについて

毎年1月から2月にかけて、新しくお迎えする薔薇選びに相当迷います。

広い花壇やガーデンがあれば、空いているスペースに多くの薔薇を植栽していけるのですが、我が家はそうはいきません…。また、大量に苗を購入しても、お世話できるのが基本的に週末になるので、手が回らなくなってしまう可能井性もあります。

ですので、安易に大量の苗をお迎えできませんし、1年に2株くらいが限度だと決めています。

そんな中ですが、今年は次の2つのポイントで苗選びをしました。

①持ってない色の薔薇を選ぶこと

まず一つ目は、持っていない色の薔薇です。

薔薇には白、赤、ピンク、紫(青)、オレンジ、または混色など、様々な色がありますが、実は一つも持っていない色がありました。

「オレンジ」です。

何故、オレンジ色の薔薇を持っていないのか?と言われると、特に確固たる理由は無いのですが…。

薔薇選びの際に、何故か選ぶことが無かったんですよね…。

ただ、子供たちに薔薇のカタログを見せると、決まってオレンジ色を選びます。元気で活力みなぎる人はビタミン色が好きだと言われますので、子供はオレンジ色が大好きです。

逆に考えれば、私が活力にみなぎっていない…ということになるのかな??

最後にオレンジ色の薔薇を購入したのは、何年か前に実家にプレゼントした「ラ・ドルチェ・ヴィータ」と言う品種の薔薇が最後だったと記憶しています。

ということで、今年こそはオレンジ色の薔薇を自分の家にお迎えしようと決めました。

②持っていない育種家さんの薔薇を選ぶこと

次に考慮したのは、薔薇の育種家さんのことです。

あまり意識をしていなかったのですが、まだ購入したことが無い育種家さんの薔薇があります。

有名な育種家さんは、それぞれに特徴ある薔薇を発表されているのですが、本当にOnly Oneの素晴らしい薔薇ばかりです。

ただ、毎年のように多くの新品種が発表されるので、とてもじゃないですが全ての新品種をお迎えできるわけではありません。

そのため、欲しい薔薇から厳選して順番にお迎えしていくと、自ずと購入できていない育種家さんの薔薇が出てきてしまいます。

ですので、今年は持っていない育種家さんの薔薇を購入することとしました。

では、実際にどの薔薇をお迎えしたのか、以下で紹介していきます!

イングリッシュローズの「ジュード・ジ・オブスキュア (大苗)」

まず一つ目は、イングリッシュローズの「ジュード・ジ・オブスキュア」です。

有名なDavid Austinさんの薔薇ですね!

2021年3月頭に大苗でのお迎えしました。

実は、イングリッシュローズを購入するのは初めてです。

イングリッシュローズは、どうしても敷居が高かったというか…耐病性などの観点で少し手が出しにくい印象があったので、今まで選んでいませんでした。

しかし、持っていない育種家さんの薔薇であり、持っていないオレンジ色の薔薇であることを考えると、その一つの答えが「ジュード・ジ・オブスキュア」だったんです。

ジュード・ジ・オブスキュアの花は、花弁数が多く、花弁に少しフリルがかっており、しかもカップ咲き・ロゼット咲きで、私が大好きな花の形です。

しかも、世間での評価では香りが素晴らしいとのことで「今年はこの薔薇しかない!」と決めました。

また、ジュード・ジ・オブスキュアは、イングリッシュローズ (David Austinの薔薇) の中でも特に耐病性が高い薔薇であるということも、私の背中を押してくれました。

半つる性の薔薇ということですが、剪定をしっかりすればあまり横張にはならないということで、今年は7号鉢に植替えて管理をしていきます。


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ロサ オリエンティスの「シェエラザード (新苗)」

今年お迎えしたもう一つの薔薇はロサ オリエンティスさんの「シェエラザート」です。

シェエラザートは、2021年4月頭に新苗でお迎えしました。

ロサ オリエンティスの育種家の木村卓功さんの薔薇も、我が家にはお迎えしていませんでした。

木村さんが作出された有名な薔薇には「オデュッセイア」「シェエラザート」「シャリマー」等があります。

薔薇を栽培されている方であれば、どれも聞いたことがある品種だと思います。

どの薔薇も素晴らしい独自性ある花を持った薔薇達ですよね!

そのため、どの薔薇にしようか悩みました。

そして悩んだ結果「シェエラザート」にしました。

理由は、ピンク色の薔薇は持っていたのですが、濃いピンク色が入った薔薇が無かったからです。

また、花の形や花弁の形も、自分の感性に合うものだったというのも理由の一つです。

そして、大苗では無く新苗で選びました。

大苗の方が直ぐに花を楽しむことができるのですが、自分で苗を育てる事を楽しみたいので新苗にしました。

新苗で育てると、その薔薇の特徴や成長の過程を知ることができるので、個人的には大苗より新苗の方が好きです。

上で紹介した「ジュード・ジ・オブスキュア」も「シェエラザート」も、初めて購入する育種家さんの薔薇になりますので、どんな成長をするのか?が楽しみです。

こちらの新苗も7号鉢に植替えて今年一年間を管理していきます。

おわりに

今回は、2021年の春のお迎えした薔薇達を紹介させていただきました。

今年は「持っていない色の薔薇を選ぶこと」「持っていない育種家さんの薔薇をを選ぶこと」を念頭に置いて苗選びを進めました。

そして、イングリッシュローズ (David Austin) の「ジュード・ジ・オブスキュア」と木村卓功さんの「シェエラザート」を選びました。

薔薇は薔薇でも、初めて手にする育種家さんの薔薇になりますので、花だけでは無く成長の過程も楽しんでいきたいと思います。

ベーサルシュートは何本出てくるのか?

春と秋で花の色や形がどうかわるのか?

耐病性はどのくらいあるのか?

これらの観点で2つの薔薇の成長を観察し、別の記事で育てたレポートをしたいと思います。

薔薇の花だけでは無いですが、何も意識しないで商品を購入すると、自分が好きな色や好きなブランドばかり集めてしまう傾向にあります。

特に別のブランドを嫌っているわけでは無いのですが、何故かいつも同じようなものを選んでしまう…ということがありませんか?

何か新しいものを選ぶと、今までに見えていなかった新しい何かに気付くかもしれません。

皆さんも、育種家さんや持っていない色に着目して薔薇選びをしてみてはいかがでしょうか?

では!

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