本ブログ「明日は明日の薔薇が咲く」は、2020年3月に開設しましたが、2021年3月に運営1年を迎えることができました。
まず最初に、本ブログに御訪問いただき記事を読んで下さっている皆様に、心より感謝申し上げます。
ブログを立ち上げた当初は、ブログを続けていけるかどうかとても心配でした。しかし、ブログ訪問者数の増加に伴い、読者の皆様よりコメントをいただく機会が増え、Twitter等でも交流させていただいたことがブログ継続のモチベーションになりました。
無事に1年目を終えることができましたので、この記事では1年目の総括や記事数の累積数、PV数の変化などを御紹介させていただきたいと思います。
また、ブログを続けていく上で今後課題になるであろうことについても考えていきたいと思います。
園芸ブログ開設1年目の総括
まず最初に、ブログ開設1年目の総括として、活動を振り返ってみたいと思います。
1年目の活動を振り返って
2020年3月から2021年3月の1年間は、日本を含め世界中がコロナウィルスの脅威に怯えた1年でした。
2020年3月はコロナウィルスが日本国内でも大流行し始めた時期で、その後、緊急事態宣言による不要不急の外出自粛やテレワークの普及などで、生活スタイルが一変していきました。
ブログ自体は家で淡々と記事を作る作業になるので、記事作成の作業自体は滞ることがほとんどありませんでした。
しかし、春の薔薇園に行けなかったり (本当に残念でした…) 、園芸店に買い物に行くこともできず、園芸という趣味にはコロナウィルスの影響があったことは確かです。
今までの当たり前の日常が無くなってしまった1年だったので、「ブログのネタ探し」「やりたいことができない」と言う観点では、コロナの影響が大きかったことは確かだと思います。
しかし、育てていた薔薇や草花はコロナウィルスにも負けず、例年同様に素晴らしい花を咲かせてくれて、暗い雰囲気を明るくしてくれているように思えました。
ニュースを付ければコロナウィルスの感染者数、移動制限下での人手の推移の報道…
ただ、このブログを書いている最中は、成長していく植物たちの写真や元気に咲く花の写真を取り上げられる瞬間でもあったので、明るい気分で記事作りが出来たのは確かな事です。
例年以上に「今年も綺麗に咲いてくれてありがとう」という言葉が本当に似合う1年だったと思います。
園芸に特化したブログに需要はあるの?
このブログは薔薇の栽培をメインとして、各種園芸品種のことを記事にしています。
園芸の作業をイメージすると、プランター・培養土・花の苗を買ってきて植え付ければ花が咲くので、花を育てるという記事を読む方がいるのかどうか…という疑問が当初ありました。
Twitterでは綺麗な花の写真をアップしている方々が多かったので、花の綺麗な写真にはかなりの需要があるのだと思いました。
しかし、園芸で起こった疑問や問題に対し、その解決方法や経験談を長い文章で紹介することに需要はあるのかはわかりませんでした。そんな疑問を持ちながらも、自分が学んだ薔薇の栽培や園芸の経験を情報発信しようと思い、ブログの作成に取り組んできました。
ただ、1年経ってあらためて考えると、園芸のブログにも一定の需要はあるの確信しています。
特に薔薇・観葉植物・多肉植物などは、パンジーやチューリップなどの品種と異なり、栽培には知識や経験が必要になるものが多いです。
自分も薔薇や観葉植物を始めた当初は、インターネット上に答えを求め、かなり多くの記事を読んだことを覚えています。
実際にブログに記事を書き進めていくと、訪問者の皆様の数が次第に増えていき、読まれる記事数が本当に多くなってきました。
自分の経験が誰かの助けになるということを感じること1年でもあったので、「このブログを続けてきて良かった」とあらためて感じます。
園芸は新様式の生活スタイルにもマッチした趣味だと実感
上でコロナウィルスによる新生活様式の話題を少し取り上げましたが、園芸は新様式の生活スタイルにとてもマッチした趣味だと感じる1年でもありました。
園芸は家にプランターを置くスペースがあれば誰でも始められます。
しかも、1,000円程度の初期投資で簡単に始められる趣味です。
園芸と言うと一昔前までは古くさいイメージが私の中にはありました。しかし、「ガーデニング」という言葉が一般的になり、植物の品種改良も進んだことで本当に華やかな趣味になっていると感じます。
園芸は誰でも家で出来る趣味ですし、花や植物が家にある生活は心を豊かにしてくれると感じます。
テレワークが多い方であればお気に入りの観葉植物から園芸を始めても良いと思いますし、外へ遊びに行けない時にお子さんと花を植える休日があっても良いと思います。
植物が成長するのには時間がかかりますが、植物のお世話をする時間は長いわけではありませんので、園芸は時間に縛られるような趣味ではありません。
朝の15分間で水やりや施肥をする程度で続けていけので、テレワークの休憩時間の中でも続けられる趣味です。
私自身、テレワークを活用して家で作業する時間が増えましたが、園芸を趣味にしていると気分転換に外に出て植物たちの世話をすることが良くあります。
自分で咲かせた花を家に飾ったり、ドライフラワーにしたり、窓辺で多肉植物を育てたり…
園芸と言う趣味は本当に幅が広いので、新しい生活様式に適した趣味と言うだけではなく、一生モノの趣味にできると思います。
記事数の推移を報告
では、ここからは本ブログの記事数の推移を紹介します。
下のグラフが最初の1年間の累計記事数の推移になります。
最初の3月から5月は記事をほとんど書けていなかったんですね。
その理由は、レンタルサーバーで独自ドメインを取得し、Wordpressでブログを書くという作業が初めてだったためです。
最初のうちは、初期の設定やブログの構造、ホームページのスタイル作りなどに注力していたため、記事を作る時間は優先度が低い状況でした。
ホームページや記事の外観に凝り始めると、時間を忘れてプログラムを触っていたりしたのを今でも覚えています。
そんな状況だったので、最初は記事数の伸びが悪いです。
しかし、6月以降になって記事を量産する時間が取れたので、溜まっていたアイデアを一気に放出して記事数を増やしていきました。
今では1ヶ月に数記事から10記事程度しか作成できていませんが、今の自分のライフスタイルの中で無理なく更新できるスピードなので、この状態を維持できるようにしていこうと思っています。
PV数の変化について
続いてPV数の変化について紹介します。
具体的な数字はお出しすることができませんが、棒グラフの大きさで各月ごとでどのようにPV数が変化したかの御参考にはなるかと思います。
*PV数…Page View数の略で、何記事が読まれたかを表す数となります。例えば、1人の方が4記事を読んで下さったらPV数は4となり、30人の方が4記事ずつ読んで下さったらPV数は120になります。
このグラフを見ると、最初の2020年3月と4月はPV数が壊滅的でしたね。
独自ドメインでブログを始めたばかりの頃は、検索エンジンにも評価をしてもらえない状況なので仕方ありません。
この時期は何のためにブログを続けているのかという理由を見失いそうな時でもありました。
ブログを始める人の多くは3か月くらいでブログを止めてしまうと聞きます。それは、ブログへの訪問者がほとんどなく、モチベーションが上がらないことが最大の理由の1つだと言われています。
ただ、ブログは継続して更新していかないと検索結果でサーチしてもらう事もできませんし、ブログを気に入っていただきリピート訪問いただける方もできません。
ブログを始めて1ヵ月でPV数が跳ね上がるようなことは、有名芸能人のブログでもない限り無理な話です。
何処の者かもわからない実績の無い人の記事を信じてもらえるとも思えませんからね。
ブログを始めた当初はTwitterなども利用して自分の記事を拡散していきましたが、なかなか訪問者数は伸びない状況でした。
しかし、ブログを継続して3カ月を迎えた頃から大きな変化が出始めました。
サーチエンジン経由での訪問者の方々多くなり、一気にPV数が跳ね上がり始めます。
「この瞬間を待っていました」と言う感じです。記事数が増えて検索してもらえる回数が増えたことが最大の要因だと言えます。
その後、PV数の浮き沈みはありますが、今は順調にPV数が伸び、ブログに御訪問いただける回数が増えてきました。
最も読まれている薔薇の記事は?
私の薔薇に関する記事の中で、最も読まれている記事についても御紹介しておきたいと思います。
第1位: 天使の薔薇「ガブリエル」の栽培記録
これはかなり長い間、薔薇に関する記事の中で不動の1位です。
自分なりの言葉で、かなり詳しく書いたので皆さんにご評価いただけたものと思っております。
ガブリエルは薔薇が好きな方が憧れる品種の一つですが、栽培が大変な点もあります。
その特徴などを詳しく紹介している記事になります。
かなり気合を入れて作った記事なので、PV数で結果が付いて来てくれて本当に嬉しいです…。
第2位: 薔薇の葉が黄色くなる原因の記事
これは私がブログを始めた頃に作った記事です。
薔薇の葉が黄色くなって枯れ落ちてしまう事が多々あり、同じように悩んでいる方が多いと伺ったことがあるので、自分なりの言葉でその原因や対策を紹介している記事なります。
第3位: 薔薇の成長速度を計測した記事
この記事は、私の理系魂で作った記事です。ランクインしたことが本当に嬉しいです。
多分、薔薇の成長速度の測定なんて誰もやった事が無いだろうと思い、1番花の花芽の成長速度を月日をかけてデータ取りした結果を紹介した記事になります。この記事のデータ取り、本当に大変だったんですよ…。
2020年の年末位からアクセス数が一気に増えてきました。多分、検索エンジンからの評価が上がったことが要因だと思います。
薔薇・園芸のブログを続ける上で課題だと思う事
今後もブログを続けていく上で、課題になるであろうということもあります。
園芸のブログは植物の栽培に関わることをネタにしているのですが、やはり何も考えないと「ありきたりの記事」になってしまうと感じています。
例えば、薔薇の「黒点病」の記事を書こうとしても、黒点病が出る理由を説明した記事なんてインターネット上に溢れるほどあります。薔薇の「うどんこ病」や「癌腫病」などについても同じです。
また、「ミニ薔薇を購入したのですが、ハダニが発生して大変です!それがこの写真です、見て下さい。」という内容で記事を書いても、ただの日記のような記事になってしまい、誰かの役に立つブログにはなりません。
皆さんが直面している薔薇栽培や園芸の疑問・問題に対して、何か解決策を適切にお伝えできる記事作りを続けていこうと努力をしています。ただ、園芸というジャンルについても、独自性を出した記事作りの継続が個人ブロガーの課題だと思います。
今後も、基本的には実体験を基にして、実例を挙げながら考え方や対策などを紹介していきたいと思っております。それこそが自分だけの独自性のある記事に繋がっていくはずであると信じています。
記事の作り方や書き方等、何かリクエストや御要望などがあれば、コメント欄に何なりといただければ幸いです。
今後のブログの方針や活動について
本ブログの今後の方針については、特に明確な目標などは考えておりません。
今まで通り、私のプライベートの中で、可能な限り情報発信を続けていきたいと思っています。
ただ、記事については、薔薇栽培を主軸としながらも、別の植物の記事も増やしていこうと考えています。
今後も、本ブログ「明日は明日の薔薇が咲く」を、よろしくお願い致します。
では、また次の記事でお会いできればと思います!