2024年3月に入ると、我が家の薔薇たちも新芽をグングン伸ばし、一番花の準備が順調に進みました。
4月の後半になると大きな蕾が顔を出し、今にも開花しそうな状況です。
そんな春の開花が待ち遠し4月後半ですが、同時に待ち遠しかったのが「新苗」のシーズンです。
この時期、薔薇苗を販売されている園芸店さんには、薔薇の赤ちゃんと言える新苗が並びます。
2023年に新作発表された薔薇の新苗も登場するため、待ちに待った時という薔薇愛好家の皆様も多いのではないでしょうか?
2024年4月末になりますが、今年は新しくお迎えする薔薇を決めずに京阪園芸さんを訪れました。
その時に陳列されている気になった薔薇をお迎えしよう…ということですね。
さて、今年の春にお迎えする薔薇の新苗に出会えたのでしょうか?
(記事のタイトルを見れば結果はわかるのですが…。)
久しぶりの薔薇の記事の更新です
記事の本編に入る前に、筆者の近況を少しだけ。
2023年秋~2024年初旬になりますが、プライベートで色々な環境の変化があり、ほとんどブログを更新できない状況でした。
何があったのかは、もし機会があれば別の記事でお伝えしたいと思っています。
その環境の変化があったため、園芸をする時間が少なくなってしまいました。
このままではブログが続けられないかもしれない … と思われましたが、何とか続けられている状況なので、更新できる時には更新していきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。
2024年4月末に久しぶりの「京阪園芸さん」へ
さて、話を本編に戻しまして…。
2024年4月末になりますが、関西における薔薇の聖地である「京阪園芸さん」を訪れました。
約2年ぶりの京阪園芸さんです。
2年の間に店内を改装されたようで、とても真新しい感じがしました。
植えられている薔薇の配置や数も変わっていましたよ。
京阪園芸さんでレ・グラン・ビュッフェの新苗に出会う
京阪園芸さんに到着すると、何やらイベントをしておられるような場所が … 。
そこには「小山内さんのサイン会」のポスターが!
ただし…
午前中1時間、午後1時間という限られた時間で、私が訪れたのは正午…
何ということでしょう … はイベントの休憩時間帯に訪れたことに … 。
午後のサイン会を待っても良かったのですが、午後のサイン会まで1時間半くらいあったので断念しました。(夕方に別の予定もあり…)
で、肝心な新苗の方ですが、発表されたばかりの薔薇の新苗たちが並んでします。
どれにしようか … 迷いに迷った結果 …
ドリュの「レ・グラン・ビュッフェ」を手に取ることになりました。
レ・グラン・ビュッフェに決めた理由は?
今年お迎えする新苗を「レ・グラン・ビュッフェ」に決めた理由ですが、それは色です。
我が家には「ジュード・ジ・オブセキュア」というオレンジ色の薔薇があるのですが、そのオレンジ色とは全く異なるヴィヴィッドなオレンジが気になりました。
トップ画像にタグの写真を載せているのですが、まさに「Vivid」なオレンジです。
(Vividな色と聞くと、L’Arc-en-CielのVivid colorsという曲を思い出しますが、年代がバレますね。)
今までに育てたことが無い薔薇の色なので、心を奪われてしまいましたね … 。
レ・グラン・ビュッフェは2023年の秋にドリュが発表した品種になり、その翌年である2024年春に新苗の発売が開始されました。
まさに、販売開始されたばかりの品種です。
中輪の花が5つ程度の房咲になるということで、どんな姿の薔薇が咲くのか … 今から楽しみです。
新苗の価格は3,080円(税別)ということで、例年よりも新苗の価格が上がっている気がします。
薔薇の苗にも値上げの波が訪れていると実感させられました。
お迎えした新苗のレ・グラン・ビュッフェを7号鉢へ植え替え
さて、お迎えしたレ・グラン・ビュッフェですが、新苗ですので7号鉢に植えかけて管理していきます。
下の写真の通り、私の記事では毎度おなじみのカインズホームのプラ鉢です。
薔薇栽培については、プラ鉢よりも素焼きの鉢の方が適しているという意見が一般的ですが、我が家の栽培環境ではプラ鉢の方がいろいろと便利なのでプラ鉢を利用しています。
移動が多いことや作業性の観点でプラ鉢を愛用中です。
素焼きの鉢を利用しているのは … アガベ栽培くらいですね。
実際に植え替えた後の様子が次の写真です。
サイズ感的にはちょうどいい感じになりました。
レ・グラン・ビュッフェは、巨大化する品種ではなく、鉢植えでも十分楽しめるということなので、来年の冬に10号鉢に鉢増しをして管理するような感じになるかと想定しています。
さて、これからどんな育ち方をしてくれるのでしょうか … 楽しみです!
新苗のレ・グラン・ビュッフェは秋までは花を咲かせない予定
新苗の育て方で重要なポイントの一つが「春に花を咲かせるか否か?」です。
花を咲かせた分だけ、薔薇の株の成長が遅れると言われています。
花に栄養を取られてしまい、新梢の発生が遅れてしまうからですね。
私はこの点はその通りだと考えており、新苗は基本的に秋まで開花させません。
蕾を発見した時点で摘蕾してしまいます。
そうすると、6月~7月のベーサルシュートの発生シーズンに、高確率でベーサルシュートが出てきてくれます。
今回のレ・グラン・ビュッフェも同じ方法で育てていきます。
【おまけ】新苗を選ぶときに一番注意してみるポイントは?
今回は薔薇の新苗をお迎えした記事を紹介しましたので、私が新苗を選ぶときに一番注意して確認している点も紹介しておきたいと思います。
あくまでも個人的な意見なので、御参考程度に留めておいてください。
見るポイントは以下の2つです。
① 葉が青々として大きいという点
一つ目のポイントは、当たり前のことなのですが、葉がきれいな緑色をしていることです。
また、大きな葉がしっかりと芽吹いている点ですね。
陳列されている新苗を見ると、中には下葉が枯れてしまっているようなものもあります。
また、葉が薄緑色をしていて、栄養がしっかり行き届いているのかわからないような新苗もあります。
黒星病などが出ている苗も、可能であれば避けたいですね。
② 太いしっかりとした枝が1本あること
二つ目のポイントは、1本で良いので太い枝があることです。これが、本当に重要だと考えます。
下の写真は、今回お迎えしたレ・グラン・ビュッフェの株元の写真です。
接ぎ木の部分から太くてしっかりとした枝が芽吹いていることがわかるかと思います。
新苗の中には非常に細い枝が1本しか無いものや、細い枝が2本~3本出ているものがあります。
しかし、私の個人的な意見ですが、太い枝が出ているということは、接ぎ木部分がしっかりしており、今後の成長に期待できるということかと考えています。
具体的に言うと、鉛筆より少し細いくらいの枝が1本出ていれば良いかと。
初夏のベーサルシュートのシーズンに、複数のベーサルシュートが出てくれることにも期待できると思っています。
毎年、この点に注意して新苗を購入していますが、植え替えると早々にベーサルシュートが出てくるものが多いです。
記事の終わりに
今回は、2024年の春にお迎えした新苗「レ・グラン・ビュッフェ」を紹介させていただきました。
今までに育てたことが無い、ヴィヴィッドなオレンジ色が咲くということで、7号鉢に植え替えを行っている最中から秋の開花が待ち遠しくなりました。
皆様は、今年の春は新苗をお迎えしましたか?
もしよろしければ、コメント欄で教えていただけますと幸いです。
また、本記事はではレ・グラン・ビュッフェを我が家にお迎えした御報告をさせていただきましたが、詳細な栽培記録は、別途作成する予定です。(2024年の年末くらいですかね?)
それでは!