簡単に育つ野菜!ベビーリーフを栽培しよう!

野菜や果物を育てる際に必ず心配に思うことがあります … 。

「本当に収穫できるまで育てられるのか…」「たくさん収穫できるのか…」という懸念です。

特に大玉トマトやナスなどの立派な野菜を育てる時は、その心配が大きいですよね…。

私自身、園芸歴が長くなりますが、野菜の苗や種を植え付ける際には毎回のように、この懸念が頭をよぎります。

野菜を育てる時、同じように感じる方も多いのではないでしょうか?

しかし、野菜の中には誰でも簡単に確実に収穫できる野菜がいくつもあります。

その中の一つが「ベビーリーフ」です。

ベビーリーフはその名の通り、野菜の幼葉の総称になりますが、種を撒いて水やりするだけで、早ければ20日程度で収穫が可能です。

サラダや料理の飾りとしても利用することができるため、とても重宝する野菜と言えます。

この記事では、ベビーリーフをプランターで育ててみた記録を紹介したいと思います。

栽培がとても簡単なので、是非皆さんも育ててみて下さいね!


Advertisement

今回育てるベビーリーフについて

ベビーリーフには、レッドビーツや小松菜など多くの種類があり、とても全てを紹介することはできません。

1種類のベビーリーフの種を購入して1種類だけを育てる事も出来ますが、複数種の種がミックスされた商品を購入することもできます。

今回は、カインズホームさんで販売されていた「ベビーリーフ (イタリアンミックス) 」を育てて見ることにしました (下の画像参照) 。

この商品の中には、ルッコラ、レッドビーツ、ターサイ、細葉千筋京水菜、小松菜、丸葉紫たか葉の6種類の種がミックスされています。

プランターなどにパラパラと撒くことで、一度に6種類が育ち、イタリアンに合う彩の良いベビーリーフを育てる事ができるというものです。

本記事では、2022年7月末~2022年8月中旬までの真夏の約2週間で育てた例を紹介します。

① ベビーリーフの種を植え付けと日々の管理

ベビーリーフを育てる際に必要なものは以下の4つだけです!

・プランター

・培養土

・肥料 (液肥でOK)

・ベビーリーフの種

ベビーリーフは、とても小さな幼葉になるので、15cm角程度の小さなプランターでも栽培できます。

しかし、4人家族が楽しめる量のサラダを作るためには、少なくとも30cm幅くらいの大きめのプランターが良いかと思います。

今回は下の写真に示す通り、25cm幅のプランターを使って育ててみました。

ベビーリーフの種は次の写真の通りです。

種の袋を開けたときの状態ですが、大小さまざまな種がミックスされていることが分かりますね。

この種を培養土の上にパラパラとランダムに撒いていきます。

一つ一つを規則正しく植え付けるのは大変な作業なので、培養土の上に適当に撒いて、培養土を1cm程度かぶせて終わりです。

少し密度が高すぎるかな?と思うくらいでも問題無く成長してくれたので、撒き方には「適当さ」も大切かもしれませんね (笑) 。

また、日々の管理方法についてですが、ベビーリーフは基本的に太陽の光が大好きなので、十分に日の当たる場所で管理していきます。

肥料は発芽が確認された直後から、薄めた液肥を5日に1度のペースで使用しました (規定希釈倍率よりも、さらに2倍薄めた液肥を使用しました) 。

水やりは培養土の表面が乾いてからたっぷりと与えますが、水やりの際には勢いよく水をかけないように注意が必要です。

ベビーリーフはとても弱いので、強い水流が当たると簡単に曲がってしまいます。また、培養土に深く根付いているわけでは無いので、勢いよく水をかけて培養土が掘れると、根が浮き上がってしまうこともあります。


Advertisement

② ベビーリーフの発芽 (種まきから2日後)

ベビーリーフを植え付けてから2日後の事ですが、下の写真の通り、小さな芽が発芽しているのが確認出来ました。

種をまいてから僅か2日です … 。

始めてベビーリーフを育てたのですが、こんなに早く発芽するんですね。

また、種をまいてから1週間後には、次の写真の様に、培養土が見えなくなるくらいまでベビーリーフが育ってきました。

③ 植え付けから約2週間で収穫可能に!

そして、種まきから2週間後の様子が次の写真となります。

2週間経つと、ベビーリーフも立派に成長して、収穫できるような状態になります。

もう少し育てても良かったのですが、少し家を数日空ける予定があったので、収穫することとしました。

(真夏のベビーリーフ栽培だったので、家を空けた際に水切れを起こす可能性が高く、それを防ぐためにも収穫することにしました。)

実際に収穫したベビーリーフをお皿の上に載せてみました。あまり綺麗に盛り付けていませんが … 。

レッドビーツや水菜が入っていることで、目で見てもおしゃれなサラダになっています!

こんなに簡単に出来るのであれば、プランターを複数用意して、常にベビーリーフを育ててみても良いかもしれません。サラダを買わずに済みそうですね。

ベビーリーフの味についてですが、葉野菜なので独特な苦みが少しはありますが、口当たりが良くイタリアンドレッシングに合うベビーリーフサラダとなりました。


Advertisement

株元で切ると数回はベビーリーフが収穫できます!

ベビーリーフは、根を残すことで複数回にわたって収穫することができるのが嬉しいポイントです!

収穫の際に、根からひっこ抜くのではなく、株元でハサミで切って収穫すると、新しい葉が再び生えてきます。

ベビーリーフは、種がお安い商品なので、コストパフォーマンスが非常に良い野菜だと思います。

この記事の終わりに

この記事では、誰でも簡単に育てられるベビーリーフの栽培実例を紹介しました。

記事にするまでも無い内容かもしれませんが、初めて育ててみた野菜だったので、自分の記録としての意味も含めて公開させていただきました。

ベビーリーフは野菜の幼葉になりますが、サラダにしたり料理に沿える野菜としても重宝します。

また、2週間程度で収穫ができ、数回は繰り返し収穫が出来るというコストパフォーマンスが高い野菜であると言えます。

お子さんと一緒に育てて食べる食育の観点でも、とても敷居の低い野菜だと思います。

室内の明るい窓辺でも育てる事が出来ますので、是非ベビーリーフの栽培にチャレンジしてみて下さい!

少し短い記事でしたが、本記事はこれで終わります。

それでは!

最新情報をチェックしよう!